マリオットアメックスプレミアムカードのマイル還元率&利用方法まとめ‼︎




マリオットアメックスプレミアムカードのマイル還元率&利用方法まとめ‼︎

こんにちわ。チャックバスです。

このブログではマリオットアメックスプレミアムカードのマイル還元率と利用方法について徹底解説していきたいと思います。

このブログを読むとマリオットアメックスプレミアムカードがなぜマイルを貯めるクレジットカードに適しているのかがわかりますので保有している方、これから発行検討している方はぜひ参考にして下さい

YouTubeチャンネルではマリオットボンボイホテルについての最新ニュースなど、どんどん移り変わっていくホテルプログラムの話もいち早くお届けしましていますのでぜひチェックして下さい。

下記の動画はマリオットポイントをアラスカ航空のマイルに交換してJALファーストクラスに搭乗した際の動画です。

本記事の内容
  • マリオットアメックスプレミアムカードとは?
  • マリオットアメックスプレミアムカードの基本スペック
  • 貯まるポイントはマリオットポイント
  • 決済先に応じてポイント満額もらえない!?
  • マリオットポイントが交換できる航空会社と還元率
  • 60,000Pを1度に交換すると25,000マイル!還元率1.25%
  • ユナイテッドへの交換はさらに10%増量
  • ユナイテッド航空マイレージプラス
  • アラスカ航空マイレージプラン
  • エアーカナダ航空アエロプラン
  • アメリカン航空AAアドバンテージ
  • まとめ

マリオットアメックスプレミアムカードとは?

マリオットアメックスプレミアムカードはマリオットボンボイホテルとアメリカンエキスプレスの提携カードです。

2022年2月まではSPGアメックスというカード名でしたが、名前がマリオットアメックスプレミアムカードに変更になり、年会費が34,100円税込から49,500円税込に変更になりました。

マリオットアメックスプレミアムカードの基本スペック

マリオットアメックスプレミアムカード
年会費 49,500円 税込
家族カード 1枚無料 2枚目以降 24,750円
貯まるポイント マリオットボンボイホテルポイント
ポイント有効期限 基本2年増減あれば都度延長 実質無期限
還元率 100円決済=3ポイント
マリオットホテルでの利用時 100円決済=6ポイント
マイルの交換レート 3P=1マイル
マイル還元率 1.25%
ホテルステータス特典 マリオットゴールドステータス付与
年間決済額&更新特典① 年間150万円の決済で50,000Pの無料宿泊特典
年間決済額&更新特典② 年間400万円決済でプラチナステータス付与
入会&更新特典 宿泊実績15泊分付与
空港ラウンジ カードラウンジ利用可能 同伴一名まで無料
海外旅行保険 利用付帯
航空便遅延補償 あり
キャンセルプロテクション あり
ショッピングプロテクション あり
リターンプロテクション あり
スマートフォンプロテクション あり
オーバーシーズアシスト あり
手荷物宅配サービス 羽田/成田/中部/関西空港のみ利用可能
高台寺塔頭 圓徳院 客殿 観覧無料 お茶などのサービス
国際ブランド アメリカンエキスプレス

年会費は税込49,500円です。

一般的には年会費の高いクレジットカードに入ります。

しかし年間150万円決済できる方であれば無料宿泊特典で50,000Pのホテルに無料で年間1回無料宿泊する事ができるので49,500円以上のホテルで利用できれば実質無料と言えると思います。

2023年1月現在では円安の影響もあるので海外のマリオットホテルで利用すれば年会費以上に利用する事ができる場合も多いので、海外旅行が好きな方はかなりオススメのカードとなります。

年間400万円利用すればマリオットボンボイホテルのプラチナステータスにもなる事ができるので、朝食やエグゼクティブクラブラウンジなど、一般の方とは違うサービスを受ける事ができるので、このカードの非常に強いメリットの1つです。

貯まるポイントはマリオットポイント

マリオットアメックスプレミアムカードの貯まるポイントはマリオットボンボイホテルポイントです。

マリオットポイントはホテルでも使えますが航空会社のマイルに交換する事も可能で30社以上の航空会社のマイルに交換する事ができます。

私の知る限り30社以上のマイルに交換できるポイントは日本国内でマリオットポイント以外に知りませんので、マリオットポイントはかなり強いポイントプログラムとなります。

決済先に応じてポイント付与が満額もらえない!?

マリオットアメックスプレミアムカードに関わらずアメックスが発行しているカードは特定の決済先への支払いに対してポイントを満額付与してくれない決済先があります。

これはアメックスに限らず発行してるカード会社によってこの支払いにはポイント付与をしないという決済先は必ずあります。アメックス場合の公式サイトはこちら

ポイント付与されない決済先
  • NHK
  • 楽天Edy
  • モバイルSuica
  • SMART ICOCA
  • nanaco Apple Pay チャージ
  • モバイルPASMO
  • WAONチャージ
  • 国境なき医師団
  • 国際連合食糧計画WFP協会
  • 国連UNHCR協会
  • セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
  • 日本赤十字社
  • 日本ユニセフ協会
  • プラン・インターナショナル
  • ヤフーネット募金
  • ワールド・ビジョン・ジャパン

上記の支払いの場合はクレジットカードを利用しても一切ポイントもらえません。

特にモバイルSuicaやスマートICOCAやモバイルPASMOといった交通系電子マネーは利用される方非常に多いと思いますが残念ながら登録してチャージしてもポイントもらえません。

マリオットアメックスプレミアムカードからSuicaなどにチャージしてポイント欲しい場合は間にプリペイドカードをかます必要があります。

2023年1月現在ではB/43というプリペイドカードがアメックスからのチャージでもポイント付与が満額あり、カードも無料で発行でき、3Dセキュアにも対応してるのでSuicaはもちろんですがPayPayにも登録できるので月25万円まで利用できます。

B/43発行する方は紹介コード入力で300円分の残高もらえます

紹介コードを入力して銀行から1,000円チャージすると300円の残高がもらえますので発行する方は貰っておきましょう。紹介コード C7P5D0

B/43プリペイドカード発行はこちら

ポイント付与が半減する決済先

ポイント付与はありますが半減する決済先もあります。

マリオットアメックスプレミアムカードの場合は100円で3Pが貯まるカードですので、200円で3P付与になります。

ポイント付与されない決済先
  • 北海道電力
  • 東北電力
  • 東京電力エナジーパートナー
  • 中部電力
  • 関西電力
  • 中国電力
  • 九州電力
  • 沖縄電力
  • 北陸電力
  • 四国電力
  • 北海道ガス
  • 仙台市ガス局
  • 東部ガス
  • 北陸ガス
  • 日本海ガス
  • 東彩ガス
  • 武州ガス
  • 京葉ガス
  • 大多喜ガス
  • 東京ガス
  • 長野都市ガス
  • 静岡ガス
  • 東邦ガス
  • 大津市企業局
  • 大阪ガス
  • 河内長野ガス
  • 広島ガス
  • 岡山ガス
  • 山口合同ガス
  • 四国ガス
  • 西部ガス
  • 日本ガス(鹿児島市)
  • 札幌市水道局
  • 水戸市水道局
  • 東京都水道局
  • 多摩地区都営水道
  • 武蔵野市水道部
  • 横浜市水道局
  • 小松市水道料金
  • 甲府市上下水道局
  • 名古屋市上下水道局
  • 浜松市上下水道局
  • 大津市企業局
  • 桑名市上下水道部
  • 京都市上下水道局
  • 大阪市水道局
  • 堺市上下水道局
  • 神戸市水道局
  • 猪名川市水道料金
  • 尼崎市水道局
  • 福岡市水道局
  • 新宮市上下水道
  • 長崎市上下水道局
  • 国税
  • 都道府県税など
  • 国民年金保険料
  • 特許申請料
  • Yahoo!公金支払い
  • Amazon Pay
  • au PAY残高
  • WebMoneyプリペイドカード
  • Kyash
  • d払い(QRコード、バーコード決済分)
  • 病院
  • Yahoo!toto
  • 郵便窓口/Webゆうびん
  • 株式会社シーユーシー

基本的に電気水道ガス税金など生活のありとあらゆる面で必ず必要になっている決済先は200円で3Pになるのでポイントを満額取りたいという方は別のカードで決済するか、間にプリペイドを挟むかポイント半減を覚悟してそのまま決済するかです。

個人的には決済先でカードを分けるというのは結構、面倒なのでオススメしていませんのでできるだけ同じカードで支払った方が全体的な生活コストも見られますのでオススメとなっています。

国税の支払いは注意が必要⚠️

マリオットアメックスプレミアムカードで各種税金を支払うと元々200円で3Pと基本還元率の半分ではポイントを獲得できるのですが2022年に国税の支払いは年間500万円までの支払いに対してポイント付与し、500万円以上の支払いにはポイント付与しないと発表しました。

この対応が2023年1月1日から開始になりましたので、個人で事業している方、経営者の方は国税の支払いでかなりの決済額にのぼると思いますが500万円以上を支払うとかえってポイントは一切もらえないので損になりますのでご注意下さい‼︎公式サイトはこちらです。

マリオットポイントが交換できる航空会社と還元率

マリオットポイントから交換できるマイルの交換先はANA、JAL、シンガポール航空、アラスカ航空、ユナイテッド航空エアーカナダなどありとあらゆる航空会社のマイルに交換することができます。

マリオットポイント交換可能な航空会社マイルと比率
エーゲ航空  3:1
エアリンガス  3:1
エアロメヒコ  3:1
エア・カナダ 3:1
エールフランス 3:1
ニュージーランド航空  200:1
アラスカ航空  3:1
アメリカン航空  3:1
ANA 3:1
アシアナ航空 3:1
アビアンカ航空 LifeMiles 3:1
ブリティッシュ・エアウェイズ 3:1
キャセイパシフィック航空 3:1
コパ航空  3:1
デルタ航空 3:1
エミレーツ航空 3:1
エディハド航空 3:1
フロンティア航空 3:1
海南航空 3:1
ハワイアン航空 3:1
イベリア航空 3:1
InterMiles 3:1
日本航空  3:1
大韓航空 3:1
LATAM航空 3:1
カンタス航空 3:1
サウディア 3:1
シンガポール航空 3:1
サウスウェスト航空 3:1
TAPポルトガル航空 3:1
タイ航空 3:1
ターキッシュエアラインズ 3:1
ヴァージンアトランティック航空 3:1
ヴァージンオーストラリア 3:1
Vueling Club 3:1
ユナイテッド航空 3:1:1

この中で唯一オススメできないのはニュージーランド航空のマイルです。

ニュージーランド航空のマイルに交換はできますが交換率は200:1(200P=1マイル)とかなり悪いのでオススメできません。

それ以外の航空会社のマイルには基本的に3:1で交換できます。

マリオットアメックスプレミアムカードの基本還元率は100円で3マリオットポイントが獲得する事ができるので、それを考慮すると還元率は1%還元となります。

60,000Pを一度にマイルに交換すると25,000マイル!最大還元率1.25%

マリオットポイントは60,000Pを一度にマイルに交換すると5,000マイルのボーナスがもらえます。

従って60,000P=20,000マイルですが5,000マイルボーナスがもらえますので合計25,000マイルに交換可能です。

マリオットアメックスプレミアムカードは100円で3マリオットポイントが貯まりますのでマリオットアメックスプレミアムカードのマイルの最大還元率は1.25%となります。

対象外あり

2022年10月より大韓航空、デルタ航空、アメリカン航空、アビアンカ航空のマイレージ交換時は5,000マイルボーナス終了となりました。

60,000Pを一度に交換すると5,000マイルのボーナスが基本的に付与されるので60,000Pはどのくらいの決済すると貯まるのかという話ですが100円決済で3Pが貯まりますのでマリオットボンボイホテルで決済しない仮定だと100万円決済で30,000P、200万円で60,000Pとなります。

年間200万円利用できる人であれば年間25,000マイルが貯める事ができる計算になります。

決済額早見表

年間400万円利用=120,000P=年間50,000マイル

年間600万円利用=180,000P=年間75,000マイル

年間800万円利用=240,000P=年間100,000マイル

年間1,000万円利用=300,000P=年間125,000マイル

年間1,200万円利用=360,000P=年間150,000マイル

ユナイテッドマイルへの交換はさらに増量

マリオットポイントは60,000Pを一度にマイルに交換すると5,000マイルのボーナスがもらえて25,000マイルに交換できるんですがユナイテッド航空とマリオットボンボイホテルは独自に別途提携を組んでいますのでさらに増量され30,000マイルに交換する事ができます。

マリオットアメックスプレミアムカードのユナイテッド航空のマイル還元率は1.5%となります。

こちらは確定情報ではありませんが定期的に各種ホテルポイントからユナイテッド航空へのマイル交換30%増量キャンペーンもありますので今後こういったキャンペーンがまた来れば60,000P=39,000マイルに交換可能です。

以前のキャンペーンはこちらです。

ユナイテッド航空マイルのオススメルート

ユナイテッド航空のマイレージプログラムもANAの特典航空券をANAマイルでANAで取るより少ないマイル数で発券する事ができるので非常にオススメです。

ユナイテッド航空マイルオススメ路線

羽田-伊丹、札幌、福岡、片道5,500マイル〜(ANAの場合は6,000〜7,500マイル)

伊丹空港をメインにしてる方は羽田、札幌、福岡、沖縄全て片道5,500マイル〜

必要マイル数はANAより少ないにも関わらず、ユナイテッド航空のマイルはキャンセル変更も2023年1月1日より廃止になりました。

ANAマイルで発券した特典航空券は1路線3,000マイルのキャンセルが掛かりますがこの点でもユナイテッド航空のマイルはオススメとなります。解説動画はこちらから見られます。

ではユナイテッド航空のマイルの基本情報をまとめておきます。

ユナイテッド航空マイレージプラス基本情報
特典航空券の発券先 片道発券/誰にでも発券可能
マイルの有効期限 なし
オンライン発券 可能
国際線燃油サーチャージ なし
変更キャンセル 無料
当日発券 発券可能

ユナイテッド航空のマイレージプラスは誰にでも発券する事ができます。これはとても大きなメリットでANAやJALのマイルは自分もしくわ指定された2親等までしか発券する事ができません。

友人や未婚のカップルの方だとどちらかのマイルで特典航空券を発券して利用するみたいな事ができません。

ユナイテッド航空のマイルは誰にもでも発券でき有効期限もありませんので有効期限を気にする心配も一切ありませんのでじっくり貯めて利用する事も可能です。

ユナイテッド航空のマイルだと経由便も利用可能

ユナイテッド航空のマイルでANA国内線を発券すると、直行便だけではなく経由便も出てきます。

こんなの利用する意味ないという方も多いかもしれませんがANAの上級会員で各空港のANAラウンジやANAスイートラウンジを巡りたい方や飛行機が好きで飛行機に乗るのが好きな方はかなりオススメです。

羽田から福岡まで必要マイル数はユナイテッド航空だと片道5,500マイルから発券できますが羽田〜沖縄〜福岡という路線も出てきて同じマイル数5,500マイルで利用する事ができます。

ユナイテッド航空マイルはシステム的にこれを利用したとしても必要マイル数に変更はありません。

羽田空港を遅くに出発して沖縄に到着、翌日に沖縄から福岡に行くなんて事もできますので、一度の旅行で2都市を楽しむなんて事も可能です。

実際の発券は動画で実際のユナイテッド航空のサイトの発券画面で見られるのでこちらから見て発券して下さい。

ユナイテッド航空マイルで発券した時にANAのアプリに航空券を表示させる方法なども解説していますので利用する前にぜひ一度ご覧下さい。

ユナイテッド航空のマイルで国際線発券すると燃油サーチャージ不要

ANAマイル/JALマイルでその航空会社で利用する場合は燃油サーチャージが掛かります。

下記はANAマイルで東京からニューヨークまでのローシーズンを予約した場合の必要マイルと諸費用です。

必要マイル数はエコノミークラス往復で40,000マイルと片道20,000マイルで利用できるので必要マイル数はかなり少ないです。ですが燃油特別付加運賃が98,000円請求されます。

これは必要マイル数とは別に燃油代を利用者にも負担もらう物なのですが2023年現在、ウクライナ戦争の影響や円安の影響もあり燃油サーチャージは非常に高くなっており、この燃油サーチャージはANAマイルでANAの飛行機に乗る場合は必ず請求されます。JALも同様です。

エコノミークラス片道20,000マイルで利用できたとしてもこれだけ別途請求が来たらあんまりお得感はないですよね。

上記の全ての諸費用を合わせると40,000マイル+111,420円別途必要になります。

ユナイテッドマイルで発券する場合はこの燃油サーチャージが不要になります。

片道の必要マイル数は倍程度になりますが必要マイル数と別途請求されるのは空港利用料の数ドル程度となっていますのでユナイテッド航空のマイルの強みはここにあります。

東京からアメリカ・NYに行きたい場合は片道36,900マイル+750円で発券可能です。

エコノミークラスの3席の真ん中でもよければこの諸費用で発券できます。

もし通路側、窓側の希望であれば+40ドルで指定できます。(空席だらけでしたら追加費用不要で選択できる事もあります。)

必要マイル数は片道で36,900マイルとANAに比べると倍近くしますが諸費用は750円、もし通路側や窓側が良ければ+40ドルで利用できるのでANAと比べてしまうと私なら燃油サーチャージが高い時期であればユナイテッドのマイルを選択しますね。

エクスカーショニストパークは異次元のお得技

ユナイテッド航空のエクスカーショニストパークについては公式サイトではこのように記載されています。

ユナイテッド航空公式サイトより引用

エクスカーショニスト・パークは複数都市周遊のご旅行の一部に適用される無料の片道特典です。会員のお客様が3つ以上の片道特典をご予約される場合に、以下の必要条件を満たしていると、そのうち1つの片道特典にはマイルがかかりません。

エクスカーショニスト・パークは、マイレージプラスが定義する地域のうち、ご旅行の出発地を含む地域には適用されません。(たとえば、北米から出発される場合、エクスカーショニスト・パークが適用されるのは北米以外の地域となります)。

  • ご旅行の出発地と帰着地は、マイレージプラスが定義する同一地域内である必要があります。
  • エクスカーショニスト・パークは、マイレージプラスが定義する1つの地域内に出発地と到着地があるフライトに適用されます。
  • マイル不要の片道特典フライトは、ひとつ前のフライトと同等またはそれ以下の客室クラスおよび特典座席となります。
  • この特典の対象となる片道特典フライトが2つ以上ある場合は、1つ目のフライトのみが無料となります。

ちょっと変わりづらいですよね。

日本国内で例を出すと羽田-伊丹、伊丹-羽田と発券するとします。

その場合に羽田-伊丹、NY-ロス、伊丹-羽田と間に日本国内ではない別のエリアのNY-ロスの片道を入れます。

そうすると伊丹-羽田は5,500マイルから発券可能なので往復合計11,000マイルで利用でき、NY-ロスの区間は0マイルで発券可能というのがエクスカーショニストパークという制度です。

非常にお得ですよね。ですがこれを使いこなすは大変でもあります。

羽田-伊丹、NY-ロス、伊丹-羽田の場合、この順番通りに利用する必要があります。

1月1日・羽田-伊丹、1月10日・NY-ロス、1月15日・伊丹-羽田という流れになります。(日数はもっと離れても可能です)

また間のエクスカーショニストパークは別のエリアである必要があるので、羽田-伊丹、札幌-関西、伊丹-羽田などは利用できません。

こういったルールがありますので、使いこなすのは難しいですが利用できれば0マイルで利用できるので非常にお得になります。

今回の例では羽田-伊丹、NY-ロス、伊丹-羽田で話をしましたがエクスカーショニストパークの部分のNY-ロスはヨーロッパなどでも別のエリアであれば利用できます。

もしエクスカーショニストパークをもっと詳しく、細かく知りたい方は動画になりますがぜひこちらからご覧下さい。

実際に利用した動画はこちらになりますので本当に乗れるか気になる方はご覧下さい。

アラスカ航空マイレージプラン

アラスカ航空マイルへの交換は60,000P=25,000マイルで交換可能です。

アラスカ航空は2021年までアラインアンスに加盟していませんでしたが2021年3月にワンワールドに加盟してしました。

それ以前から現在に至るまでアラスカ航空はJALと独自提携を組んでいて、アラスカ航空マイルでJALの特典航空券を発券する事ができます。

アラスカ航空のオススメポイントは必要マイル数の少なさと燃油サーチャージが掛からない航空会社が多い点です。

まず基本スペックからまとめていきます。

2023年3月にアラスカ航空マイルの必要マイル数は大幅に多くなりました。今後はアメリカン航空、ユナイテッド航空がオススメです。アメリカン航空の解説動画はこちらです。

アラスカ航空マイルの基本情報

アラスカ航空マイル基本情報
特典航空券の発券先 片道発券/誰にでも発券可能
マイルの有効期限 2年 利用加算あれば延長
オンライン発券 可能
国際線燃油サーチャージ

基本なし

海南航空 あり

ブリティッシュエアウェイズ あり

アイスランド航空 あり

アラスカ航空以外の発券は発券手数料12.5ドル

変更キャンセル

無料(2023年1月現在コロナ特別対応、都度確認必須)

発券手数料12.5ドルはキャンセル時、返却なし

2023年1月現在は変更無料でネットできるので、特に問題なく利用できますし予約から発券まで全てオンラインで利用できます

アラスカ航空の最大のオススメポイントは必要マイル数

アラスカ航空マイルは必要マイル数が少なくて利用できる路線があります。

東京からアジア間、最長デリー路線までの間、片道JALエコノミークラスが15,000マイル、ビジネスクラスが25,000マイルで片道利用できます。

エコノミークラスだとJALマイルで利用する場合10,000マイルから利用できる路線もありますがJALマイルでJALを利用する場合、燃油サーチャージが掛かります。

先ほども出てきた燃油サーチャージです。

必要マイル数は場所によってはJALマイルで発券した方が少ない必要マイル数で利用できるんですが燃油サーチャージが掛かってきます。

その点アラスカ航空マイルであればJALのエコノミークラス15,000マイルで利用でき+43ドルで利用でき、JALビジネスクラスも25,000マイル+43ドルで利用する事ができます。

JALマイルでJALビジネスクラス発券すると40,000マイル+燃油サーチャージが掛かってきますのでアラスカ航空マイルは本当にこの路線はオススメとなっています。

それ以外にも東京-北米路線JALエコノミークラス35,000マイル、ビジネスクラス60,000マイル、ファーストクラス70,000マイルで利用できます。

シンガーポール-東京-北米のJALビジネスクラス65,000マイルで発券できるのでこういったルートもオススメです。(東京で途中降機はできません。乗り継ぎのみ)

以前は上記の路線で東京で途中降機もできましたが2020年頃からできなくなりました。逆に北米-東京-東南アジア路線だと東京で途中降機が利用できます。

特にオススメで一度で良いので利用して欲しいなと思うのはJALのファーストクラス北米路線です。片道70,000マイルに利用できるのでかなりオススメです。

エアーカナダ航空アエロプラン

エアーカナダ航空のマイルはアエロプランという名前です。

マリオットホテルポイントからアエロプランへの交換は60,000P=25,000マイルで交換可能です。

エアーカナダ航空はANAと同じスターアライアンスに加盟していますので、ANAの特典航空券を発券する事もできます。

エアーカナダ航空のマイルのオススメポイントは必要マイル数の少なさと燃油サーチャージが掛からない点と途中降機が+5,000マイルで可能な点です。

まず基本スペックからまとめていきます。

エアーカナダ航空マイル基本情報
特典航空券の発券先 片道発券/誰にでも発券可能
マイルの有効期限 1年 利用加算あれば延長
オンライン発券 可能
国際線燃油サーチャージ

なし 手数料のみあり

変更キャンセル

60日以内 100ドル

60日以上前 75ドル

キャンセル 150ドル

注意点は有効期限が1年間という点でかなり短めになっているので、頻繁にマリオットポイントから交換する必要があります。

オススメ路線

東京-ハワイエコノミー35,000マイル、ビジネス55,000マイル

東京-バンコク、シンガポールエコノミー25,000マイル、ビジネス45,000マイル

東京-パリ、ロンドンエコノミー50,000マイル、ビジネス80,000マイル

東京-北米エコ50,000マイル、ビジネス75,000マイル、ファースト110,000マイル

必要マイル数は北米路線で片道50,000マイルなので必要マイル数は少し多いです。

しかし、燃油サーチャージも掛からないので手数料のみ+10,000円くらいで発券できます。

エコノミークラスだとあんまり魅了はないですがANAファーストクラスも110,000マイル+10,000円で発券できるので、ANAマイルだと往復でしか発券できませんが、エアーカナダだと片道発券できる点、サーチャージも不要なのでこういった利用方法もオススメです。

またルフトハンザ航空のファーストクラスも110000マイルで発券できます。

エアーカナダだとシンガポール航空の最新ビジネスクラスも利用可能

いろんな航空会社を利用したい人はエアーカナダのマイルは本当にオススメです。

上記の画像はシンガポール航空のA380ビジネスクラスの座席です。シンガポール航空のビジネスクラスは他社のマイレージプログラムで発券する事が基本的にできません。

従ってシンガポール航空はANAと同じスターアライアンスに所属していますがANAマイルでは発券することができません。

基本的には解放されていないシンガポール航空の最新ビジネスクラスですがエアーカナダのマイルでは発券する事ができます。

これは2022年下旬ごろからエアーカナダのマイルでシンガポール航空のビジネスクラスが発券できるようになりました。

従って世界最長路線であるシンガポールからNYの路線のビジネスクラスも片道87,500マイルで発券する事ができます。

シンガポール航空のB777やA380などの長距離路線を発券したい方はエアーカナダはかなりオススメです。(短距離路線ではアラスカ航空マイルでも発券可能です。)

途中降機はプラス5,000マイルで発券可能

ストップオーバーとも言われている途中降機ですが複数都市検索で利用するとストップオーバーもプラス5,000マイルで利用可能です。

先ほどのシンガポール-NY路線の場合、シンガポール-フランクフルト-NYというルートすれば同87,500マイルで発券でき、またストップオーバーもプラス5,000マイルで利用できます。

シンガポールーNYの旅行に行く場合、シンガポール-フランクフルトでフランクフルトに数日滞在後フランクフルトからニューヨークに向かってニューヨークを楽しむと言った1度の旅行で2つの都市を楽しむなんて事も利用できます。

エミレーツ航空のファーストクラスもいちよう発券できる。

エミレーツ航空ファーストクラスも2022年年末頃から発券できるようになりました。

機内でシャワーが浴びられるという事で有名ですが、以前はJALマイルで発券できましたが2023年現在はできません。

このエミレーツ航空のファーストクラスもエアーカナダマイルで発券できるようになりました。

しかし必要マイル数は30万マイルとかなり多いです。

他の航空会社マイルで発券ができないので、利用されたい方はいいかなと思いますがかなりハードルは高いです。

アメリカン航空AAアドバンテージ

次にアメリカン航空のAAアドバンテージです。

マリオットホテルポイントからAAアドバンテージへの交換は60,000P=20,000マイルとなっています。

マリオットホテルポイントからマイルへの交換は基本60,000P=25,000マイルなのですが2022年11月でアメリカン航空の5,000マイルボーナスは終了となりました。

アメリカン航空マイルもオススメ路線はあるのですが他のマイレージサービスより貯める事が難しい、マリオットアメックスプレミアムカードのマイル還元率もアメリカン航空だと1%還元となりますので、この点がご了承頂ける方向けとなります。

アメリカン航空はJALと同じワンワールドに加盟していますのでJALの特典航空券を発券する事もできます。

アメリカン航空のマイルは必要マイル数の少なさと燃油サーチャージが掛からない点です。

まず基本スペックからまとめていきます。

アメリカン航空マイル基本情報
特典航空券の発券先 片道発券/誰にでも発券可能
マイルの有効期限 2年 利用加算あれば延長
オンライン発券 可能
国際線燃油サーチャージ

なし

変更キャンセル

無料

アメリカン航空のマイルはサーチャージがありませんので、必要マイル数と諸費用のみで発券する事ができます。

オススメ路線

東京-中東路線ビジネスクラス40,000マイル、ファースト50,000マイル 

東京-ロンドン ファーストクラス90,000マイル

東京-北米ビジネス60,000マイル、ファーストクラス80,000マイル

東京から中東路線は本当に必要マイル数が少なく利用できるのでかなりオススメです。

ファーストクラスも50,000マイルで発券できるので、10万マイルあれば往復ファーストクラスというのも利用できるので、中東方面に行きたい場合や北米路線ビジネスやファーストクラス&サーチャージなしで行きたい場合はアメリカン航空がオススメです。

まとめ

マリオットアメックスプレミアムカードのポイントはホテルでも、もちろんお得に利用することができるのですが最もお得に利用できるのはマイル交換だと思います。

ビジネスクラスやファーストクラスは最低でも30万円、ファーストクラスは100万円とかしますのでそれが必要マイル数と諸費用で利用できるのは本当にいいですね❗️

私自身、2022年に約1ヶ月くらいかけてビジネスクラスで世界一周をしてきたのですがマリオットボンボイホテルポイントは本当にいろんなマイルに交換することができるので海外旅行が好きな方はとてもオススメとなっています。

交換できる航空会社が多い点もオススメポイントです。

ANAカード、JALカードだとそのマイルしか貯めることができませんがマリオットアメックスプレミアムカードなら両方のマイルに交換できますしそれ以外の航空会社のマイルにも交換できますので還元率が高いマイルを貯めるカードでメインカードを迷ってるのならこのカード一択なのではないかなと思います。

ぜひマリオットアメックスプレミアムカードを発行検討している方は参考にして下さい。

4 件のコメント

  • はじめまして、あきと申します。

    最近アメックスプレミアムに興味を持ち、ひらいようたさんのYoutubeを観て勉強させて頂いており、こちらのブログにも辿り着きました。

    そこで質問させて頂きたいのですが、現在のメインカードはANA JCB SFC GOLD カードです。
    Bonvoyは、プラチナステータスを自力で勝ち取っている状況です。
    プラチナステータスの維持を軽くするためにもアメックスプレミアムを追加しようと思っているのですが、無事にアメックスが発行された場合、航空券はアメックスとJCBとでどちらのカードで購入する方が良いのでしょうか。

    もし、アメックスにて購入するほうがメリットが有るのであれば、JCB GOLD を一般カードにダウングレードし、SFCをキープしようかとも考えております。

    どちらにメリットが有るのかわからず悩んでおります。

    お忙しいところ申し訳ありませんが『ズバリこのカード!』的な簡単な回答でも結構ですので、お返事頂けると嬉しいです。

    すみませんが、よろしくお願い致します。

    • ご視聴ありがとうございます。

      アメックスプレミアムとはアメックスプラチナカードの事であっていますでしょうか??
      航空券の購入という点ではANA JCBゴールドで購入すると100円決済で2マイル分のポイントが貯まりますので、こちらがオススメです。
      アメックスプラチナカードは航空券決済は特にボーナスポイントもらえないので100円=1P=1マイルとなります。(年間4万Pまで)

      どのマイルをメイン貯めるカードにするかで変わってきますので、一概にオススメは言いづらい状況で個人的に色々カード使いましたがマリオットアメックスがどのマイルにも高レートで交換できるのでオススメですかね!

      今後ともよろしくお願いします。

      • 早々に返信頂き、ありがとうございます。

        書き足らずで申し訳ありません。

        アメックスのマリオットヴォンボイプレミアムカードの発行を検討しております。

        やはりANA航空券を購入する場合は、ANAカードが有利なのですね!
        ANAゴールドカードもそのまま航空券購入及びSFC維持のために、ダウングレードせずに持っておきます!

        やっとモヤモヤを解消することが出来ました!

        本当にありがとうございました。

        • いえいえ!コメントありがとうございます!
          マイルメインで貯めていくならマリオットアメックスはやはり強いですね♪

          はい!ANAのカードだけあってANAの航空券決済はANAカードが強いですね!