目次
ANAワイドゴールドクレジットカード国際ブランド比較!!年会費、還元率、特典、結局どれがオススメ!?



- 3枚のクレジットカードの基本スペック
- 国際ブランド比較
- ANAVISA、Masterゴールドカードの還元率
- ANAJCBゴールドカードの還元率
- ANAJCBゴールドカードの強み
- まとめ
このブログを動画で見たい方はこちらをどうぞ♪
3枚のクレジットカードの基本スペック

まず基本スペックから見ていきましょう。国際ブランド別に表で解説します。
基本スペック | |||
ANAVISA | ANAMaster | ANA JCB | |
年会費(税抜) | 14000円 | 14000円 | 14000円 |
年会費割引制度 | あり | あり | あり(注意) |
還元率 | 最大1.35% | 最大1.35% | 最大1.35% |
貯まるポイント | ワールドプレゼント | ワールドプレゼント | Okidokiポイント |
マイルコース | 10マイルコース | 10マイルコース | 10マイルコース |
ポイント有効期限 | 最大3年 | 最大3年 | 最大3年 |
フライトボーナス | 25% | 25% | 25% |
入会&継続ボーナスマイル | 2000マイル | 2000マイル | 2000マイル |
クレジットカードラウンジ | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
海外旅行保険 | あり | あり | あり(充実) |
国際線ビジネスクラス チェックインカウンター |
利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
発行元 | 三井住友クレジットカード | 三井住友クレジットカード | JCB |
まずANAVISA、Masterカードの発行元を見てください。2つのカードは三井住友カードが発行しているクレジットカードとなります。
という事で年会費から還元率までこの2枚のクレジットカードは同じです。
ですので比較対象となるのはANAVISA、Masterもしくわ、JCBカードという形になります。
VISA、Masterの主な違いは海外決算手数料がVISAが2%のところ1.6%と言われていますので海外旅行によく行く方で海外でもガンガン利用していきたい方はMasterカードがオススメポイントとなります。
クレジットカード国際ブランド比較
- クレジットカード年会費 比較
年会費なんですが三井住友カードが発行しているVISA、MasterカードはWEB明細の登録、マイペイす・リボの利用、年間1回の手数料のある支払いをすると年会費の割引を受ける事ができます。リボ払いの手数料は極力下げて利用する事で手数料は数円〜数10円で割引をうけられます。
詳しい手順はこちらの動画から確認してください。概要欄から年会費割引の話まで一気に飛ばして見る事ができます。
ANAVISA | ANAMaster | ANA JCB | |
年会費(税抜) | 14000円 | 14000円 | 14000円 |
年会費割引制度 | あり | あり | あるけどオススメ✖︎ |
割引制度利用後(税抜) | 本会員 9500円 | 本会員 9500円 | 本会員 9000円 |
家族会員 2500円 | 家族会員 2500円 | 家族会員 4000円 |
ANAVISA、Masterの基本年会費は14000円(税抜)のところ約4500円の割引を受ける事ができます。マイペイす・リボ登録とWEB明細、手数料のあるリボ払いの利用はちょっとした手間ではありますがかなりの割引率ですので利用することをオススメしています。
次にJCBカードの場合なんですがJCBのクレジットカードは年会費の割引制度はあるにはあるのですが【スマリボ】というJCBのリボ払いが必須となります。
JCBのスマリボは三井住友クレジットカードのマイペイす・リボのサービスとは違い、初月からリボ払いの手数料がかかる為、ひとつきに最大1万円以上を利用するメインのクレジットカードとしてはオススメできません。
逆に全く利用しない様な死蔵カードとして保有するだけ(SFC(スーパーフライヤーズカード)維持など)であればオススメです。スマリボ登録と毎年1回の利用するだけで年会費割引を受ける事ができますのでアマゾンギフト券など15円分買えばOKです。
JCBスマリボを利用した年会費の割引方法はこちらで詳しく解説しています。
したがってメインでクレジットカードを利用していく場合、オススメのクレジットカードはVISA,Masterカードとなります。
- クレジットカード還元率比較 ANAVISA、Masterカードの場合
ANAVISA | ANAMaster | ANA JCB | |
最大還元率 | 1.35% | 1.35% | 1.075% |

VISA,Masterカードの場合は最大還元率は1.35%となります。三井住友クレジットカード側の利用額に応じてもらえるポイントが2021年2月から廃止となりますので最大還元率は1.35%となります。
VISA,Masterカードの貯まるポイントはワールドプレゼントとなっていて種類が2つあります。
- ワールドプレゼント通常

- ワールドプレゼントボーナスポイント
最大還元率のを出すためにはマイペイ・すリボの登録、と手数料のある支払いをする必要があります。そうする事によりクレジットカード次に獲得できるポイントが2倍となります。

この時にもらえる2倍分のポイントはワールドプレゼントのボーナスポイントで付与されます。

ちなみに通常還元されるポイントは通常ポイントとなります。かなり話がややこしくなっていますがお付き合い下さい。
10000円を支払いした場合、通常ワールドプレゼントポイントは1000円付き1Pもらえるので通常ポイント10ポイントが付与されます。
VISA,Masterゴールドカードは1P10マイルコースなので100ANAマイルになります。
リボ払いにしない場合10ポイント=100マイル付与となります。
次にマイペイす・リボ設定を行い10000円を決済したとします。
マイペイす・リボ払いにして手数料を1〜10円ほど発生させて臨時増額を行うとマイペイす・リボ払い特典としてさらに10Pが付与されます。
この10Pはボーナスポイントで付与されますので、上記の10マイルコースで交換する事ができず、ボーナスポイントという括りで交換する必要があります。

ボーナスポイント分は通常1P=3ANAマイルに交換する事ができます。
またボーナスポイントを通常交換せずに別の交換ルートを組むと1P=3.5ANAマイルに交換する事ができます。

ルートはかなり複雑ですし1ヶ月以上かかるルートとなりますのでやるか、やらないかはお好みとなります。
0.5%は大きいですがとはいえ、手間といえばかなりの手間ですよね・・・。
交換ルートについて動画で見たい場合はこちらになります。
- JCBゴールドカードの場合

次にJCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)というボーナスポイントプログラムがあります。
JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)とは年間でJCBカードを集計期間内に利用するとボーナスポイントがもらえる仕組みとなっていています。このプログラムは特に登録が必要はありません。自動エントリーされています。公式サイトはこちらです。
- 集計期間
集計期間 | メンバー特典適用期間 | |
---|---|---|
JCB STAR MEMBERS 2020 | 2018年12月16日(日)~ 2019年12月15日(日)ご利用分 |
2020年2月~2021年1月お支払い分 |
JCB STAR MEMBERS 2021 | 2019年12月16日(月)~ 2020年12月15日(火)ご利用分 |
2021年2月~2022年1月お支払い分 |
- 上記の表の通り集計期間開始が12月中頃から1年間で集計されますのでこの点はよく確認しましょう。
- ボーナスポイントを考慮した還元率
集計期間の利用金額 | メンバーランク名 | ポイントアップ倍率 | ANAマイル還元率 |
---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% |
1.06% |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% | 1.075% |
あれ?10%のボーナスポイントが付与されているのに還元率が0.3%しか増えてないと思った方いますね。鋭い指摘です。
JCBクレジットカードのポイントは基本はOkidokiポイントとなります。
そしてスターメンバーの特典のポイントはOkidokiボーナスポイントとなるのです。
先ほどの三井住友カードのワールドプレゼントと同じように通常ポイントとボーナスポイントが別れていて尚且つANAマイルへの交換率も分かれています。
ではANAマイルへの交換率ですが。
ANAJCBゴールドカードは10マイルコースとなっているので通常1ポイント=10ANAマイルに交換する事ができます。
したがってOkidoki通常ポイントは1000円決済付き1Pが付与されるので1%となります。
1Okidokiポイント=10マイル=ANAマイルの還元率1%
次にOkidokiボーナスポイントは1P=3マイルにしかなりません。
したがってスターβの場合+10%の還元を受ける事ができますが1000円決済につき3マイルしか貯める事ができないのでANAマイルへの還元率としては0.3%となります。
1Okidokiボーナスポイント=3マイル=0.3%
以上を考慮すると。
スターβ=1.03%、スターα=1.06%、ロイヤルα、=1.075%
となります。ロイヤルαにいたっては年間300万円以上を利用す必要があるにも関わらずそこまでANAマイルへの還元率を上げる事ができません。
ANAJCBゴールドカードの最大の強みとは?

ANAVISA,Masterカードに比べて年会費、還元率と比較してきて、2つの項目ではVISA,Master方が相対的に見て良いのはわかっていただけたと思います。3枚のクレジットカードは今まで解説した年会費、還元率以外に次に説明する以外に目立った違いはないんです。
ANAJCBゴールドカードの最大のメリットは旅行保険です。
海外旅行保険みなさん入って海外旅行に行かれていますか?話を逸らさないでくれって思うかもしれませんが1度確認しましょう。
年会費無料クレジットカードでも自動付帯しているクレジットカードがいくつかあります。
ANAJCBクレジットカードが旅行保険に強いわけではなく、JCBクレジットカードは基本的に旅行保険が非常に充実しています。
まずANAVISA,Matser、JCBゴールドカードの場合どれも自動付帯で海外旅行保険は付帯しています。
海外 |
VISA/Master 本会員 |
VISA/Maste 家族特典 |
JCB 本会員 |
JCB 家族会員 |
死亡・後遺障害 | 5000万 | 1000万 | 5000万 | 1000万 |
治療・疾病費用 | 150万 | 50万 | 300万 | 200万 |
賠償責任 | 3000万 | 1000万 | 1億 | 2000万 |
携行品損害 | 50万(1旅行中かつ1年間の限度額) | 15万(1旅行中かつ1年間の限度額自己負担3000円) | 50万 | 50万 |
救援車費用 | 100万円(1年間の限度額) | 50万円(1年間の限度額) | 400万 | 200万 |
国内の旅行保険はANA/VISA.Master,JCBに大きな違いありませんどちらも自動付帯で利用可能です。
海外 |
VISA/Master 本会員 利用付帯 |
VISA/Master 家族特典 利用付帯 |
JCB 自動付帯 |
乗り継ぎ遅延費用 | なし | 2万円 | |
出航遅延・欠航。搭乗不能費用 | なし | 2万円 | |
手荷物遅延費用 | なし | 2万円 | |
手荷物紛失費用 | なし | 4万円 |
- 国内航空便遅延保険
国内 |
VISA/Master 本会員 利用付帯 |
VISA/Master 家族特典 利用付帯 |
JCB 自動付帯 |
乗り継ぎ遅延費用 | 2万円 | 2万円 | |
出航遅延・欠航。搭乗不能費用 | 1万円 | 2万円 | |
手荷物遅延費用 | 1万円 | 2万円 | |
手荷物紛失費用 | 1万円 | 4万円 |
ゴールドカードの場合の最大のメリット海外旅行時の遅延にしても自動付帯であるという点、国内旅行でも自動付帯で補償が付帯している点です。
海外旅行遅延保険ではVISAマスターの方には保証は一切ありませんがJCBの方は遅延保険までカバーしてくれています。
旅行保険がとても強い点がJCBゴールドカードの最大の強みとなります。
まとめ

3つのANAワイドゴールドカードの基本的な違いがハッキリしましたでしょうか?
ANAワイドゴールドクレジットカードを発行する理由によってもどれをチョイスするか変わってくると個人的には思います。
SFC修行を検討していて海外発券なども楽しんで行うという場合などはやはり、JCB旅行保険の強さが安心だったりますし国内の修行であっても季節よって台風や雪などで飛行機の欠航や遅延などもありえますからね。
どのクレジットカードを選ぶかは人それぞれ違うと思いますのでぜひ検討してから発行してくださいね!!